おいしいお酒で忘年会
お酒の美味しい季節になりましたので、洋酒派の私も日本酒のセミナーに行って参りました!
皆様は日本酒は召し上がりますでしょうか?
この頃は、ビールやサワー、ワインなどに押されて、
少し寂しげな日本酒ですが、
知ってみると、とても深く、日本人らしい繊細な、飲み物ですね。
日本酒は、作るのではなく「醸す」と言う人がいます。
醸す(かもす)・・なんと素敵な言葉でしょう。
ワインの世界にも「醸し」(かもし)と言う言葉があります。
木樽を使わず醸造するワインの、製造過程で木切れなどを入れて、
あたかも木の樽で寝かせたかの様な、香りを醸し出す手法の事です。
かもす・・かもしだす・・言葉に香りが有りますね。
うっとり・・(*^_^*)
さて、日本酒を醸すのに最も大切なのは、やはり、お米です。
作り手は、高いコストがかかっても、最高のお米で、
酒造りをしたいそうですが、
日本酒用のお米の最高峰は、皆様ご存じの山田錦だそうです。
戦前から、酒造り用のお米として栽培されている品種は、
山田錦と雄町の2種のみで、
これらを原料とした日本酒が、最高級と言われています。
品種改良前の稲で、背が140センチ程の高さにもなるので、
風で倒れやすく作業もしずらいので、とても生産の難しい品種です。
けれども米自体に甘みが有り、ジューシーですので、濃厚で芳醇な、味と香りのお酒ができます。
しゃぶ禅渋谷店にも、もちろん山田錦の日本酒がございます。
美味しい日本料理と日本酒の醸し出すハーモニーを是非お楽しみ下さい。
お料理とお酒のマリアージュなどにつきましては、どうぞお気軽にお尋ね下さいませ。
まだまだ未熟な私が、精一杯お答えさせていただきます。(山木)
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